元タイトル『本日の衝動買い』
いつもは家電量販店のブックコーナーで雑誌とか買うんで今まで知らなかったんだけど、久し振りに書店らしい書店に行ったらこんなものを見つけてしまった…。
『学研 1/35恐竜骨格モデルシリーズ 01 トリケラトプス』全編カラーの冊子と恐竜の骨格モデルがセットになってます。週刊シリーズ?とも思ったけどどうやら違うみたいです。巻末の表記を見たら発行が2006年12月15日だったけどこれ以外まだ書店に置いてなかったし。
冊子は全編カラーで43ページ。骨格モデルの収められた箱とは両面テープでくっ付けられていますが、冊子も箱も表面がツルツルした紙なので綺麗に剥がせます。
収録内容は以下の通り。
■トリケラトプスとは、以下なる恐竜だったのか
■恐竜を創る~恐竜模型作家 荒木一成氏インタビュー~
■復元研究最前線
■角竜の起源と進化
■恐竜世界の発見者たち~ギデオン・マンテルとその時代~
骨格モデルの組み立て方も冊子に載っているので安心です。
箱の中身
骨格モデルのパーツと飾り台、飾り台のネームプレート用シールが付属しています。飾り台は傷付き防止に半紙で包まれているという気の配りよう…。どっかの会社も見習って欲しいね。
骨パーツ
袋から出すとこんな感じ。ほとんどのパーツが切り離し済みですが、肋骨パーツのみ自分で切り離さないといけません。ただし、小さい肋骨パーツはゲートがパーツと密着してるのでハサミじゃちょっと切りにくいかもしれません。ニッパー推奨。カッターでスコスコ切っていくのもありか。ちなみに、骨格モデルはPE製で、原型製作は
荒木一成氏です。
骨格モデル完成図
骨格モデルは歩行途中をイメージしたもの。
骨格モデルディスプレイ一例
トリケラトプスの骨格モデルの他に、トロサウルス、カスモサウルス、スティラコサウルス、セントロサウルス、プロトケラトプスの頭骨モデルも付いてくるので、こんな感じで飾れます。トロサウルスの頭骨はトリケラトプスの骨格モデルに取り付けられるというおまけ機能付き。
トロサウルス
余ったトリケラトプスの頭骨は、頭骨専用飾り台へ。トロサウルスとトリケラトプスだと身体の骨格が微妙に違うからってツッコミ入れようと思ったら冊子にちゃんと書いてありましたww流石。他の頭骨モデルは首に接続穴が彫られてないので付けられません。自分で加工すれば何とか出来そうだけど、プロトケラトプスとか大きさが…。プロトケラトプス以外顎が可動します。
首の接続部
主なターゲットがキッズだからか、首の接続部は骨格モデルとは違うゴム+金属線(?)で出来てます。破損防止の配慮が凄いね。
骨格モデルは、恐竜骨格モデルの製作に定評のある荒木氏の作品らしく良く出来ています。骨表面の血管痕まで彫り込んであるし、ポーズにもこだわりが感じられます。冊子の内容も適度に専門用語が散りばめられていて飽きさせない作りになっています。値段は2,480円と雑誌としては若干高めですが、興味のある方は手に取ってみてはいかがでしょうか?専門用語が載ってるけど中身に説明もキチンとあるし、これから何かを子どもさんに学ばせようと思ってる親御さんには推したい一冊ですね。
次回作は『ディプロドクス』で
春頃刊行予定らしいです→3月26日です。
価格未定な部分が怖いですが、中身が楽しみです。価格は3,200円ですが、全長90cmとか…。
商品紹介:学研ムック 1/35恐竜骨格モデルシリーズ 01 トリケラトプス
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